在宅勤務で緊張感が溶けちゃった……。自粛生活に「適度なプレッシャー」を求めるスイス出身シロクマのとある1日
Kintopia編集長のアレックスです。スイスの公共機関などでの数年間を経て、日本のIT企業のサイボウズに転職しました。規制が厳しく動きの遅い組織から、猛烈なスピード感のベンチャーの世界になじむのは大変です。
日本で働く外国人は、めずらしく、とても目立ちます。それはまるで、オフィスで働くシロクマ(Polar Bear)のような存在です。
最近、自分の職場環境に慣れ始めたところに突然訪れた「自粛生活と在宅勤務」。わたしが経験したことを、シロクマの気持ちと姿とともにお届けしたいと思います。
※この記事は、Kintopia掲載記事「The Bear Necessities of Quarantine Life―Polar Bear in an Office Chair」の抄訳です。
「チームで在宅勤務」は災難続き。慣れないビデオ会議で大騒ぎ
当然、このような大きな変化には、一定の調整期間が必要です。特にこれから新しいチームづくりが求められるリーダーやマネージャーにとって、テクノロジーに関するリテラシーの差を埋め、どうチームを底上げしていくかが重要です。
ちなみに、疑問に思った人のために言うと、ヤギをオンライン会議に招待できるのは本当みたいです。
緊張感のない在宅環境では「先延ばしの誘惑」は深刻な問題
在宅勤務をする時に、締め切りがなかったり、仕事をするプレッシャーがない状態だと、仕事をうまく進めるのが難しいですね。周囲のことに気が散らないように、適度に自分自身にプレッシャーをかけていくことも必要かもしれません。
あ、ちなみに2020年の前半もほぼ終わりました。
毎日同じ在宅環境で同じ生活、心を乱さないために新しいチャレンジを
そこで、平常心を保つために、生活に新しい刺激を加える工夫をしています。模様替えをしてみたり、普段着ない服を着てみたり、役に立たない飾りをオンラインで注文したり。今までの自粛生活よりも、いろんなアイデアが出てくることを願っています。
在宅勤務が長引いて、どんどんおかしな部屋になっていったらどうしよう(笑)。
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執筆
撮影・イラスト
夕海
日本大学芸術学部美術学科を卒業後、フリーランスでの活動を開始。講談社にて『三瓶先生の時間』が第2回THE GATE奨励賞、『ひみつの花園さん』が第69回ちばてつや賞大賞受賞。オリジナルデザインのTシャツ等も販売中。
編集
高橋団
2019年に新卒でサイボウズに入社。サイボウズ式初の新人編集部員。神奈川出身。大学では学生記者として活動。スポーツとチームワークに興味があります。複業でスポーツを中心に写真を撮っています。