過去の延長線上にない第3の道を生み出す──U理論・中土井 僚さん(2)

サイボウズ・ラボの西尾 泰和さんが「エンジニアの学び方」について探求していく連載の第23回(これまでの連載一覧)。U理論の伝道師、中土井 僚さんにお話を伺うシリーズ(2)です。

本連載は、「WEB+DB PRESS Vol.80」(2014年4月24日発売)に掲載された「エンジニアの学び方──効率的に知識を得て,成果に結び付ける」の続編です。(編集部)

文:西尾 泰和
イラスト:歌工房

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中土井さんとの対談の前編の「地球規模で大きく複雑に絡み合っている問題を、今までにまったくないやり方で解決するための方法論を確立する必要がある。それが、オットー博士がU理論で目指したことなんですね?」の後の部分が分かりにくいという意見がありましたので、言葉を補って解説します。

◆     ◆     ◆

社会問題という大きな問題は、ついつい「自分には関係ないことだ」と避けてしまいがちです。大きな問題に目をつぶって小さな問題にフォーカスするのではなく、小さな問題をないがしろにして大きな問題のことだけ考えるのでもなく、両方を解決する方法はないか考えよう、という視点は目からうろこでした。

エンジニアとしてソフトウェア製品を開発するというのは、目の前のバグを潰すという小さな問題解決と、ソフトウェア製品を提供することで顧客の問題を解決するという大きな問題解決の両輪なのですよね。顧客の問題を解決しないソフトウェアじゃ、バグをいくら取っても、誰もそのソフトウェアを買ってくれないわけです。

ところで、この連載では、筆者の「自分の学び方を改善したい」という小さな問題を解決しつつ、「学び方について学びたい」という皆さんにコンテンツをお送りしているわけですが、楽しんでいただけているでしょうか? 読者の皆さんから頂いた質問にお答えするために、テーマ特化でインタビューを行ったりして、筆者は結構学びを得ています。疑問、質問などぜひお気兼ねなくご連絡ください。(つづく)


「これを知りたい!」や「これはどう思うか?」などのご質問、ご相談を受け付けています。筆者、または担当編集の風穴まで、お気軽にお寄せください。(編集部)


謝辞:
◎Web+DB Press編集部(技術評論社)のご厚意により、本連載のタイトルを「続・エンジニアの学び方」とさせていただきました。ありがとうございました。


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