働き方・生き方
いつ終わるんだろう、自粛生活……。スイス出身シロクマと妄想するコロナ後の日常

日本で働く外国人は、めずらしく、とても目立ちます。それはまるで、オフィスで働くシロクマ(Polar Bear)のような存在です。
最近、自分の職場環境に慣れ始めたところに突然訪れた「自粛生活と在宅勤務」。わたしが経験したことを、シロクマの気持ちと姿とともにお届けしたいと思います。
切実な願い







アレックス
コロナが収束したら、私たちは以前の生活に戻ることを考え始めますよね。ただ、あらゆる変化があったなかで(ほとんどが悪い方向にですが)仕事がしやすくなった点もありました。
急いで次の判断をする前に、職場に求める環境や要素についてチームで会話をしてみると良さそうですね。あ、あと、僕にスーツは着させないでください。くま用の仕立て屋は高いんです。
急いで次の判断をする前に、職場に求める環境や要素についてチームで会話をしてみると良さそうですね。あ、あと、僕にスーツは着させないでください。くま用の仕立て屋は高いんです。
マスクなしの日常を妄想してみたら

*ワクチン接種後も、マスクなどの感染予防対策は必要です。






アレックス
マスク生活のなかで学んだことは、顔の下半分の重要性です。みなさん、長いこと顔の下半分の動きに注目してこなかったのではないでしょうか。
マスクなしで過ごせる日がきた時のために、僕は顔の下半分の動きを鏡の前で練習しておきます。
マスクなしで過ごせる日がきた時のために、僕は顔の下半分の動きを鏡の前で練習しておきます。
コロナめ!







アレックス
「言い訳マスター」として、僕は自分にとって有益な時間の使い方を熟知しています。コロナ禍では、できないことが増えた分、つい、いろんな言い訳をして自分を甘やかしすぎた気もしますが...。
でも、言い訳は使える間に使っておきたいので、ピザでも頼もうかな。ジムはまた今度。コロナめ!
でも、言い訳は使える間に使っておきたいので、ピザでも頼もうかな。ジムはまた今度。コロナめ!
執筆:アレックス/マンガ:夕海/翻訳・編集:鮫島 みな
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執筆
撮影・イラスト

イラストレーター
夕海
日本大学芸術学部美術学科を卒業後、フリーランスでの活動を開始。講談社にて『三瓶先生の時間』が第2回THE GATE奨励賞、『ひみつの花園さん』が第69回ちばてつや賞大賞受賞。オリジナルデザインのTシャツ等も販売中。