一生フリーランスの生存戦略を学ぶ──東海林さだお、マンガ界・エッセイ界の最長距離ランナー

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名前だけは知っていても、その具体的業績は意外と知られていない "ビジネス界の偉人" を分かりやすく解説する「ビジネス偉人伝」

前回は吉本隆明を取り上げ、「意識高い」とは何か、考えました。今回は「一生フリーで稼ぐ」ことについて、偉人を介して考えてみます。

組織に縛られない生き方

フリーエージェント社会の誕生

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最長の連載を持つ漫画家であり、日本の三大エッセイスト

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フリーの生存戦略 その1.「非日常」を活かす

「ぼくは家庭の食卓がとてもわびしく感じてしまいます。たとえそれが豪華な食事であったとしても、です。何ででしょうね(笑)」
「長らく続けていると、生活はどうしても安定してきてしまいます。そうなると、作品的にはダメになっていいきます。自分から壊す努力をしないと、いい作品は生まれないでしょう。」

フリーの生存戦略 その2.「若さ=好奇心」を保ち続ける

「自分も年を忘れ、若者気分になることです。自分が「年、とった!」などと感じてしまったら、その時点でもう若い読者向けのものは描けません。」

フリーの生存戦略 その3.将来に活きる副業を持つ

「漫画と文章とは、まるっきり関係がないとはいえないので、ま、いってみれば、おそば屋さんが店の片隅で、てんぷらの揚げ玉を袋に詰めて売っている、というようなものかも知れない。あるいは、お肉屋さんが、店の一角に「コロッケ及びトンカツのコーナー」を設けている、というようなものかも知れない。 比喩としては、「お肉屋さんのコロッケコーナー」のほうがいいような気がするので、こっちのほうで話をすすめていくことにする。」
『ショージ君のコラムで一杯』(文春文庫)

その4? 孤独であることを恐れない

「学校に籍はあるが学生ではなく、漫画家ではあるが、漫画家としての仕事はなく、定年退職者のようではあるが、定年ではなく、楽隠居の生活ではあるが、金はない、と言った不思議な生活を送っていたのである。」


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