「キャリアブランクがあってごめんなさい」なんて謝らなくていい──再就職するママへ、あなたは自信を持って踏み出せる

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日本女性の年齢別就業者率を示すグラフは「M字曲線」と呼ばれ、特に30〜40歳で著しく落ち込みます。その”谷”の原因は、出産育児による離職であると伝えられてきました。

女性特有の”キャリアブランク”を経て、また職場へ戻りたいと願うプロ人材の女性たちをサポートし、これまでに多くの人材を一流企業へ専門職として送り込んできたのが米iRelaunchという会社です。

TED Talkのスピーチが世界中で1200万回再生されたiRelaunch CEOのキャロル・コーエンさんに、サイボウズ事業支援本部長・中根弓佳と株式会社Waris代表取締役・田中美和さんが、キャリアママの再就職について聞きました。

1度離職した高学歴女性たちは、どうやって”キャリアブランク”から復帰したのか

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iRelaunch CEOのキャロル・コーエンさん。アメリカのインターンシップ採用について、「2008年にゴールドマン・サックス(GS)や、今はなくなってしまったサラ・リーによる再就職インターンシップが始まり、2013ー2014年にはGS、JPモルガン、モルガン・スタンレー、メットライフ、クレディ・スイスというグローバルな最大手金融5社が、キャリア中断期のある再就職希望者に向けてインターンシップを導入するようになりました。エンジニアリング企業でも、IBMやGM、キャタピラー社など、多くの国民的な一流企業で広く導入されています」

日本は1度の離職でキャリアがゼロに、米国ではなぜ再就職率が高いのか?

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田中美和さん。日経ホーム出版社・日経BP社で10年以上にわたり編集記者を経験。特に雑誌「日経ウーマン」では女性の生き方・働き方を多数取材。調査・取材で触れてきた女性の声はのべ3万人以上。その後、フリーランスを経て女性に「フレキシブルなプロの仕事」を紹介するWarisを共同創業。

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子どもにとって、見えない時間に母親が何をしているかはミステリー

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中根弓佳。サイボウズ株式会社 執行役員 事業支援本部長。「サイボウズは、私たちの製品を世界中に使ってもらいたいという夢を持っていて、たくさんの優秀な仲間が必要です。しかし日本は少子化で労働人口が減少しており、能力の高い人材をいかに確保するかが課題です。「同じ場所で同じ時間労働することだけが”働く”ということではない」と考え、多様な働き方を可能にする人事制度を作り、働き方改革に取り組んできました」

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そのほかの事例

日本の人事部にも知ってほしい──再就職者は、熟成した感覚とやる気をもつ、魅力的な就業者なんです

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「パニックになる必要はありません。基本的なITスキルは就職活動の段階で持っておくべきですが、ほかのスキルはキャリアブレイクの最後の方でキャッチアップすれば十分なんです。オンラインコースと取ってみたり、高校生に教えてもらったりしてもいいですし、Microsoftならお店で教えてくれる講習もあります」(コーエン氏)

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文:河崎 環/撮影:谷川 真紀子


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