「お客様は神様だろ?」と聞かれて「神は死んだ」といえる会社の方が実は健全? ニーチェ先生、どげせんに学ぶ「空気を読みつつ、仕事でうまく水を差す技術」

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テレビでよく見かける謝罪会見。恋愛、政治、経済……さまざまな分野で、多くの謝罪が行われています。この「誰かに謝る」ことは、誰もが繰り返し行ってきたものですが、最近息苦しくないでしょうか。

今回の「マンガから学ぶチームワーク」では、謝るシーンがキーとなっているマンガ『ニーチェ先生~コンビニに、さとり世代の新人が舞い降りた~』と『どげせん』を取り上げます

『ニーチェ先生』は、「お客様は神様」思考の主人公・松駒くんに対して、さとり世代の大学生、仁井智慧くん(ニーチェ先生)は「神は死んだ」とお客様をあがめることをしないどころか、驚きの対応をします。『どげせん』は、主人公の瀬戸発(せとはじめ)がひたすら土下座をすることで、その場の状況を変えていきます。

2つのマンガからは、お客様は神様という空気圧力や、KYにならずに上手に空気を変える人=上手に水を差す人になることの大切さが見えてきます。「日本人を支配する空気」について、法政大学キャリアデザイン学部の梅崎修先生に解説してもらいます。

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梅崎 修先生。法政大学キャリアデザイン学部准教授。1970年生まれ。大阪大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。2002年から法政大学キャリアデザイン学部に在職。

意識せずとも空気に支配されてしまっている日本人

お客様は神様カルチャーこそ、いまの働き方問題の元凶

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言いたいことも言えない空気の中で求められる、積極的に水を差す(ツッコむ)姿勢

極度な土下座をするくらいのボケで、空気に水を差す

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水を差す人をノイズとせずに許容することが、会社を健全に保つ秘訣

会社で「究極の水を差す人」を育てられるか?

水を差す人だけで空気が変えられないときは、上司が相方となってコンビ芸で突破

取材/文:ミノシマタカコ

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