働きやすい会社のヘンなところ
「長時間労働と定時退社の社員が仲良く仕事」なんて、あり得ないと思ってた
「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。
そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。
「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……?
そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第2話は、「仕事」に対する価値観が違うふたりのお話です。
第2話:「長時間労働」をする加藤さんと、「定時退社」をする井上さん
人は人、自分は自分。大切なのは「自分がどう生きたいか」
サイボウズには、さまざまな働き方をしている社員がいます。加藤さんのようにバリバリ働く長時間労働タイプの人もいれば、井上さんのようにサクッと定時退社をする人、さらには朝が苦手だから昼過ぎに出社して終電近くまで働く人や、逆に夜早く帰りたいから早朝に出社する人など……。子育てや介護といった理由がなくても、一人一人が自分の働きたいように働いているところが特徴です。
このような働き方が実現できるのは、「俺がこんなに長く働いているのになんで早く帰るんだ?」「なんであいつはプライベートを優先するんだ?」といった「価値観の押し付けあい」がない風土が大きな理由のひとつ。
人は人、自分は自分。そして、一人一人が「自分がどう生きたいか・どう働きたいか」を考え、それを実行する──。そんな考え方が、多様な働き方を実現するためには必要なのかもしれません。
(つづく)
マンガ:山里將樹 企画編集:明石悠佳
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執筆
山里 將樹
千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。
編集
あかしゆか
1992年生まれ、京都出身、東京在住。 大学時代に本屋で働いた経験から、文章に関わる仕事がしたいと編集者を目指すように。2015年サイボウズへ新卒で入社。製品プロモーション、サイボウズ式編集部での経験を経て、2020年フリーランスへ。現在は、ウェブや紙など媒体を問わず、編集者・ライターとして活動をしている。