働きやすい会社のヘンなところ
同僚にモヤモヤしたとき、「事実と解釈」を区別したら楽になった話
「新しい働き方」「自由な働き方」「働きやすい会社」──。ここ数年で、世の中でよく聞くようになった言葉たち。サイボウズも「働きやすい会社」として取り上げていただくことがあります。
そして、実際に中にいるとなかなか気づかないのですが、サイボウズには、転職してきた人やお付き合いのある企業の方々が思わずびっくりしてしまうような「ちょっとおかしい」会社の常識があるようです。
「働きやすい会社」には、世の中の常識からちょっと外れた、その会社ならではの少しおかしいアタリマエが存在するのかも……?
そんな常識を少しずつ紹介していく連載、「働きやすい会社のヘンなところ」。第9話は、職場のモヤモヤに関するお話です。
第9話:「あの人に嫌われちゃったかも……」とモヤモヤしていたら
「事実と解釈」を区別すれば、もっと効率的に、気持ちよくコミュニケーションできるかも
サイボウズには、「事実と解釈」を分けて議論する文化があります。「事実」は、誰が見たり聞いたりしても同じですが、同じ物事を見聞きしても感じ方は人それぞれであるように、「解釈」は人によって異なる場合があります。これが、議論や認識が食い違う理由です。 "あの人最近そっけないし、嫌われちゃったかな……""テレワーク中、返事が遅い気がするけど、サボっているんじゃないか……"などといった職場で感じるモヤモヤに対しても、まず一歩引いて「事実」を確認する習慣が身につけば、別の見方ができるようになりそうです。 こうしたスキルもまた、多様なメンバーが集うチームで気持ちよくコミュニケーションをとるための秘訣かもしれません。SNSシェア
執筆
山里 將樹
千葉大卒。2013年からフリーランスでイラストレーターとして活動開始。テレビ番組のイラストを中心に、雑誌・webのカットイラストやエッセイ漫画の連載をしています。