幸福なシステム開発は実現できるか?――ソニックカーデン倉貫義人とサイボウズ青野慶久が考えた

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今、ソフトウェア業界で話題になっている1冊の本があります。『「納品」をなくせばうまくいく』(日本実業出版社)。著者は株式会社ソニックガーデン代表取締役の倉貫義人氏です。

倉貫氏が提唱する「納品のない受託開発」とは、月額定額制で、あたかも顧客企業の顧問エンジニアのように、毎月の決まった金額の中で開発と運用を行うというビジネスモデル。「要件定義をしない」「見積もりをしない」「エンジニアを受注先に派遣しない」「1人のエンジニアが設計から開発、運用まですべてを担当する」など、これまで主流だった一括請負型のシステム開発の常識を覆す画期的なスタイルを確立し、着々と実績を挙げています。

『「納品」をなくせばうまくいく』をサイボウズの青野慶久社長が読み、感銘を受けたことからこの対談が実現しました。対談の前編では、従来の一括請負型のシステム開発のどこに問題があり、またその問題は何故生じてきたのかについて意見を交わすとともに、倉貫氏がどのように「納品のない受託開発」の発想に辿り着いたのかに迫ります。

両氏は2014年11月28日に開催される「cybozu.comカンファレンス2014」でも講演します。


「誰もが最終的に不幸であること」が従来型のシステム開発の問題

インターネット以降で変わったシステム開発

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株式会社ソニックガーデン 代表取締役社長CEO 倉貫義人さん

「お客様もチームの一員」であることが幸福感を生む

定額制のシステム開発は「SIの逆転」

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サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久

※「ソニックガーデン倉貫義人×サイボウズ青野慶久 対談」の後編「日本のサラリーマンは「35歳定年」でいい――倉貫義人×青野慶久、プログラマーを再定義する」に続きます。

日本のサラリーマンは「35歳定年」でいい――倉貫義人×青野慶久、プログラマーを再定義する

文:荒濱一、撮影:橋本直己

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