「私は長時間働いているのに、あの人は……」とならない理想の立て方──クラシコム青木耕平 ✕ サイボウズ青野慶久

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めちゃくちゃ面白い! 共感するし、これを上場企業が実現している価値は計り知れない。こういう先人がいてくれる有難さ。

サイボウズ 社長の青野慶久の書籍『チームのことだけ、考えた。』を読んだ感想のつぶやきを見つけました。その主は、青木耕平さん。ECサイト「北欧、暮らしの道具店」を運営するクラシコムの代表取締役です。

クラシコムは、いい意味で「変わっている」。ECサイトなのにメディア化を強烈に推進したり、18時には必ず全員が退社する働き方を徹底していたりするからです。この”変わっていること”を”常識にとらわれない”と解釈した場合、サイボウズとなんだか似ているところがありそうだと感じました。

そうだ、青木社長と青野を引き合わせると、予想もできなかった話が聞けるかもしれない。そう感じた瞬間に、クラシコムで編集の仕事をしている長谷川さんにメッセージを送っていました。

いやー、面白いというか、こういうのを縁というのでしょうねぇ。青木がその投稿をした後に『サイボウズの青野社長に、僕らが話を聞くみたいなコンテンツができないかな』って言われたところだったんです。

5分後に返ってきたメッセージには、こうありました。以心伝心。

こんなことがあり、クラシコム青木さんとサイボウズの青野が出会うことになりました。あいさつもさながら、ゆっくりと、2人の話が進んでいきます……。

北欧、暮らしの道具店とサイボウズ式とがコラボレーションして、ふたりの対談をお届けします。テーマはチームワーク。「会社の中の話」に加え、より広い概念でのチームワークについて、考えてみたいと思います。クラシコムでの記事「【チームを考える】前編:家族も、仕事も。「チームワーク」はどうすればうまくいく?(対談!サイボウズ青野社長×クラシコム代表青木)」も合わせてどうぞ。

バラバラになった社会で“受け皿”役を果たすのは会社

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青木耕平さん。株式会社クラシコム代表取締役。1972年生まれ。サラリーマンとしての勤務や、共同創業者としての経験を経て、2006年にクラシコムを創業。2007年より、ECサイト「北欧、暮らしの道具店」の運営を開始

理想を宣言するから、満足した状態で働ける

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青野 慶久(あおの よしひさ)。1971年生まれ。愛媛県今治市出身。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工(現 パナソニック)を経て、1997年8月愛媛県松山市でサイボウズを設立。2005年4月代表取締役社長に就任(現任)。社内のワークスタイル変革を推進し離職率を6分の1に低減するとともに、3児の父として3度の育児休暇を取得。2011年から事業のクラウド化を進める。総務省ワークスタイル変革プロジェクトの外部アドバイザーやCSAJ(一般社団法人コンピュータソフトウェア協会)の副会長を務める。著書に『ちょいデキ!』(文春新書)、『チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社)がある。

18時退社だからこその心苦しさもある

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クラシコムが運営する「北欧、暮らしの道具店」

後編に続く。

執筆:池田園子/写真:田所瑞穂/企画:藤村能光(サイボウズ)、長谷川賢人(クラシコム)


人海戦術の発想を捨て、「早く仕事を終える」社会を肯定する──クラシコム青木耕平×サイボウズ青野慶久
育休で得た「あきらめる覚悟」──北欧、暮らしの道具店 店長佐藤 × サイボウズ 中根弓佳
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