働き方改革、楽しくないのはなぜだろう。

働き方改革は「休み方改革」だ。労働時間を減らすより、個人が休みを実感できる方が大事──星野佳路×青野慶久

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「残業代がなくなるのは困る」「自由な時間が増えても特にしたいことがない」

「働き方改革」で残業削減が声高に叫ばれる昨今。働く時間が減り、プライベートはより充実し、みんながハッピーになるはず……が、どうも肯定的な意見ばかりではないようです。

なぜ「働き方改革」はこんなにもネガティブにとらえられているのか。「働き方改革」はもっと楽しく進められないのか。そんな問いについて、星野リゾート代表の星野佳路さんとサイボウズ代表取締役社長の青野慶久が語り合いました。

労働時間を減らすことより「休んだ実感」を持てる日を増やすことが大切

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星野佳路(ほしの・よしはる)さん。星野リゾート代表。1960年、長野県軽井沢生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、アメリカのコーネル大学ホテル経営大学院修士課程へ。1991年に先代より会社を引き継ぎ、星野温泉(現在の星野リゾート)社長に就任。国内外30以上のリゾートや旅館を運営し、2016年に「星のや東京」、2017年には「星のやバリ」を開業。

プレミアムフライデーは間違い、ゴールデンウィークは地域別に分けて取るべき

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平日は農作業、土日はブライダル。日本に眠る「地域×働き方改革」の可能性

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青野慶久(あおの・よしひさ)。1971年生まれ。愛媛県今治市出身。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、松下電工(現 パナソニック)を経て、1997年8月愛媛県松山市でサイボウズを設立した。2005年4月には代表取締役社長に就任(現任)。社内のワークスタイル変革を推進し、離職率を6分の1に低減するとともに、3児の父として3度の育児休暇を取得している。2011年からは、事業のクラウド化を推進。総務省ワークスタイル変革プロジェクトの外部アドバイザーやCSAJ(一般社団法人コンピュータソフトウェア協会)の副会長を務める。著書に『ちょいデキ!』(文春新書)、『チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社)。

注1:マルチタスクタスクオペレーション=1人の社員が、1日の業務時間の中で、フロント、清掃、レストラン業務などを兼務しながら少数精鋭で働くシステム

個人ができる「働き方改革」。まずは休みを計画するところから

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休暇の計画、権限移譲を通じて、自分の仕事の価値はどこにあるかを考える

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ライター:玉寄麻衣+ノオト/カメラマン:小野奈那子


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