誰かのことを「嫌い」とか「受け入れられない」って、決して悪いことじゃない──茂木健一郎×山崎ナオコーラ

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みなさんには、「どうしても理解できない」「好きになれない」と思う人はいますか?

多様なメンバーが集まるチームで何かを成し遂げるときに必要なことは、そういった「理解できない人」のことをも認め、受け入れる姿勢なのかもしれません。人はどうすれば、自分とは異なる他者と、同じ社会で、同じチームで、力を発揮していくことができるのでしょうか──。

「すべての多様性を受け入れる」というテーマで作品を生み出し続ける作家・山崎ナオコーラさんと、脳や社会の多様性に向き合い続けてきた脳科学者・茂木健一郎さんに、深~く、語り合っていただきました。

「誰かを好きになる瞬間」に、多様性の入り口がある

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茂木 健一郎(もぎ・けんいちろう)さん。脳科学者。1962年東京生まれ。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。東京大学理学部、法学部卒業後、同大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。『脳と仮想』(小林秀雄賞)、『今、ここからすべての場所へ』(桑原武夫学芸賞)、『脳とクオリア』、『生きて死ぬ私』など著書多数。新刊『脳を鍛える茂木式マインドフルネス』(世界文化社)、『ありったけの春』(夜間飛行)が好評発売中。


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山崎 ナオコーラ(やまざき・なおこーら)さん。1978年福岡県生まれ。2004年『人のセックスを笑うな』で文藝賞を受賞しデビュー。他の著書に『カツラ美容室別室』『ニキの屈辱』『昼田とハッコウ』『ネンレイズム 開かれた食器棚』『美しい距離』など。新刊『母ではなくて、親になる』(河出書房新社)が好評発売中。


いま尊重されていないもののなかにこそお宝が?

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「受け入れられなさ」を自己分析のきっかけに

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脳は平均値と多様性の両方を求めている

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後編につづく)

文・ 大塚玲子/撮影・橋本直己/企画編集・明石悠佳

相手を理解しようとしなくていい、大切なのは「否定も肯定もせず、ただ受け入れる」こと──茂木健一郎×山崎ナオコーラ



「多様だからみんなハッピー」とは一概に言えない

「人と違う」は当たり前? 周りにどこまであわせるべき?──CLAMP大川七瀬先生に聞いてみた

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