メンバーのモチベーション管理、予算管理、プロジェクト管理、採用、評価......。
マネジャーにこれらすべてを背負わせるのは、正直言ってもう無理なのではないか。インターネットが発達した今、もっと、マネジャーの役割をチームで分散させ、「マネジメントの大衆化」ができる時代になってきているのではないか──?
「チームワークあふれる社会を創る」の理念のもと、自社では100人100通りの働き方を実現するサイボウズ。サイボウズの副社長として、管理部門の責任者として、一人のマネジャーとして、「100人100通り」の働き方を実現するまでやってきた山田理が考える、新しいマネジメント論をまとめた1冊です。
「これからのマネジャーはどうすべきか」という重荷ではなく、「どうすればマネジャーの仕事を減らせるのか」という軽やかさを示したい。本書は、寄せられた過度な期待と責任から、マネジャーを解放するための本です。