働き方改革、楽しくないのはなぜだろう。

「朝9時に出社」って実は楽?──働き方を選べる環境が、社員にとって優しくない理由

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多様性の考え方は、どうやったら身に着くもの? 前回に引き続き、「100人100通り」を掲げるサイボウズ社長の青野慶久に、東京農工大学リーディング大学院の学生さんたちが質問を投げかけました。多様性をどう教えるのか? 育休から戻った人に仕事はあるのか? 若者たちからの直球の問いかけに、青野社長が直球で答えます。

*この質疑応答は、東京農工大学リーディング大学院特任准教授・坂根シルックさんの依頼で行われた、青野社長講演会のあとに行われたものです。

多様性ばかり追求して、本当に会社は成り立つんですか? 大学生が「100人100通りの働き方」を掲げる社長に聞く

「あなたは、どうなりたい?」を考え続けてもらう

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「こうしなさい」とほかの人を縛りたくない

相手との関係性で見えてくるものもある

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サイボウズ社長、青野慶久。愛媛県生まれ。大阪大学工学部情報システム工学科卒業後、1994年パナソニック(旧松下電工)入社。1997年にサイボウズを起業し、2005年より代表取締役社長。育児休暇を3度取得。新刊『チームのことだけ、考えた。』(ダイヤモンド社)を発売した

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できる仕事=育休後に戻れる場所を増やしておく

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「真剣」になれることは探し続けなければならない

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「選択」できることが「責任」につながる

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坂根シルックさん。東京農工大学リーディング大学院特任准教授。文化人タレント、フィンランド語翻訳家・通訳。シルックさんがサイボウズのワークスタイルムービー「大丈夫」をテレビ番組で紹介したことから青野さんと交流が生まれた。

文:大塚玲子/写真:尾木 司


「転職したらいくらで給料を決める」は通過点──「働きたくなる会社」をサイボウズの人事制度から考えてみたら
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